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2011年12月19日月曜日

バンダの日


バンダ*の日には、普段あわただしい通りから、
車が消えて、店も閉じて、歩行者天国のようになる。

朝出かけて帰宅したら大使館からの連絡が届いていた。

「できるだけ外出は控えるようにしてください。」 ・・・って後から言われても。




学生が抗議活動を活発化させていて、ある政党がバンダを発令したとか。

さっき見かけたデモ行進がそれだろうか。

聞けば政府のずいぶんな暴挙に対するものらしい。

カトマンズの穏やかな人々の向こうに、怒りや失望が渦巻くのかと思う。

どんなに想像力を働かせても、ほとんど共感できる気がしないから、

やっぱり僕は外人なんだと、実感する。



*バンダ:ネパールのゼネスト。
       
ストライキといっても国民が起こすものではなく,何かの暴動が起きたときに政府などが強制的に交通や商業活動を止めさせるもの。

今朝の閉店を機に、ここぞとばかりに店のまわりを一生懸命掃除している人が多かった。
生活の一部になっている模様。。







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