標高2100mのナガルコットから、
ヒマラヤ連峰を望む朝。
あの山のうち、多分どれかがエベレスト(笑)。
雲海の赤と山の白、星が残る紺色の空の美しさに言葉もなく、
悴んだ手でシャッターを切り続けた。
カメラが揺れないように、息も止めて。
|
時間が流れているのか、止まっているのか。 |
|
刻一刻と色が変化。望遠レンズを忘れた自分を呪う(笑) |
撮るうちに
自分の眼では景色を観ていないことに気づき、
ファインダーから目を離し、改めて景色に圧倒される。
これを写真に切り取るなど、僕にはしょせん無理な話だ。
止めていた呼吸と興奮が交じり合い、
肩で息をしながら、ヒマラヤを観る。
0 件のコメント:
コメントを投稿