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2011年12月30日金曜日

ナガルコットの3色

標高2100mのナガルコットから、
ヒマラヤ連峰を望む朝。
あの山のうち、多分どれかがエベレスト(笑)。


雲海の赤と山の白、星が残る紺色の空の美しさに言葉もなく、
悴んだ手でシャッターを切り続けた。

カメラが揺れないように、息も止めて。

時間が流れているのか、止まっているのか。












刻一刻と色が変化。望遠レンズを忘れた自分を呪う(笑)










撮るうちに
自分の眼では景色を観ていないことに気づき、
ファインダーから目を離し、改めて景色に圧倒される。

これを写真に切り取るなど、僕にはしょせん無理な話だ。

止めていた呼吸と興奮が交じり合い、
肩で息をしながら、ヒマラヤを観る。






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