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2012年1月13日金曜日

数字から

モノを買い、モノを食べ、水を飲み、電気を手に入れ、日々を生きるために

やはり現地語に馴染まなければダメなわけで、

ネパール語に必死で取り組む毎日でもある。

発音や文法が日本語にやや似ているとタカをくくっていたけれど、

数字から困るのが現実だ。そう、数字から。



すべてネパール語なのだ。

ひとつひとつの数字が、これまでまったく使ったことのないものばかりで

読むのも書くのも一仕事。


しかも2桁以上の数字になると、各数字が独特の読み方を持ち、

法則性がなんだか弱くて、かなり覚え辛い。



一例を挙げてみると、


「29」は「ウナンティス」と読む。

で、「30」は「ティス」。

(どうやら「ウナン‐」は「一つ少ない」というような意味らしい。)

では「80」が「アッシー」だったら「79」は何と言うか?



さっきの法則を借りると

ウナン アッシー」 になって欲しいところ。

でも正解は

ウナシ」と聞こえる。

発音の問題かと思うが、こんな具合に変わるから厄介だ。 


もうひとつ無理にあげるなら、

「70」は「サッタリ」。 では「69」は?

さっきの「ウナン」を使うとして、「ウナンサッタリ」と思うけど、正解は

「ウナン ハッタル」(笑)。

・・・約束が違う!と叫ぶも空し。


子供に戻るのだ、戻るのだ、と己に言い聞かせ、
ひねもすヒマラヤの麓、ヘタ文字を綴る・・・・。







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