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2012年1月12日木曜日

情報の値段

ネパールに来て1か月と少し。

お店で手にとる品物の値段の相場がだんだんわかってきた。

日本と同じくらいのもの。断然こちらが安いもの。その逆。





でも大きく予想を裏切られたのが、新聞の値段だ。

通りすがりのパサル(店)で、現地で一番よく見かける

The Himalayan Times を選び、50ルピー紙幣を出したら、

店主がやや慌てる表情を見せた。





料金の不足を伝えるのに困っているのだろうと思い、

お金を追加する準備をしていたら、

いったん引っ込んだ店主は、戻ってきて47ルピー(!!)を返してくれたのだ。

なんと、新聞はたったの3ルピー(3円弱)。

新聞を買うのに50ルピー紙幣を出す人などいないのだ。


いつも日本の駅のホームで、
夕刊を50ルピー(笑)で買っていた僕は
なんだか得をしたような気分で、お釣りをポケットにねじ込んだ。

もっと情報収集に励もう、などと意気込みながら。

名前ほど、値段が高くないのが良いところ。















翌日、今度は別の新聞、 The Kathmandu Post を手にとって、

ためらうことなく3ルピーを差し出す。しかも貴重な小銭で。

店主、少し困った顔をして僕に手のひらを向ける。




こっちは、5ルピーだった(笑)。




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