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2012年4月29日日曜日

モンスーンが来る前に





5月の半ば頃、

モンスーンが来ると、ネパールを含む南アジアに雨季がやってくる。

そうなればトレッキングのシーズンはひとまず終わりだ。

雲や霧で、山が見えなくなる。



その前に、ずっと延びていた計画が、

ようやく来週実現できることになった。



カトマンズから北東へ向かえばサガルマータ(エベレスト)、

南西にはアンナプルナというそれぞれ有名なエリアがある。


手に入れた地図は、

アンナプルナ周辺のものだ。 エベレストは秋にとっておくことにして。



出発起点のポカラという街から、「ゴレパニ」、と呼ばれるエリアを含むもので、

さらにそこから伸びる「プーンヒル」という展望台までのルートが載っているものを

選んで買った。全部で1週間ほどの行程を組む。


ネパール語で「パニ」とは水を表しているのだが、

この地域にはゴレパニをはじめ、

「タトパニ」、「タダパニ」など共通してこれがつく地名が多い。

川や温泉がいくつもあり、それにちなんでいるのだろう。


だから今回は、長かった「シャワー生活からの逃避」という目的もあったりする。






けれども今はモンスーン前。

人生前半をかけて証明された雨男の実績。

ついでに「パニ」には「雨」という意味も(笑)


本当は心の隅に不安はあるけれど、どうしようもない事は

あえて考えないことにした。そう、考えてはいけない。



温泉にロッジに、山の名前。

ガイドブックを読みながら、

遠足を待つ子供のような気持ちになる。




Googleマップは、使えません。





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