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2012年3月3日土曜日

テーブルの正体

とある食堂の前で、ある日数人の男性が何やら工事を始めたので、

幾日か興味を持って見ていたら、何やら大きなセメントのテーブルが出来てきた。

巨大な下駄の形をしている。


ああ、屋外テーブルか、なかなかオツなものを造る食堂だ。

なんだか分厚いけれど、まあこっちスタイルなんだろう、と早急に結論を出してしまい、

しばらくは忘れていた。




数日後。

人だかりに歓声が聞こえたので、

テーブルの事を思い出し、覗き込んでみた。

その正体は、とても立派な屋外卓球台。

きちんと色が塗られて、ネットまで張られている。



小さな子供から大人まで、大盛り上がりで楽しんでいて、しかもなかなかの腕前だ。

時にはスピンのかかったラリーの応酬も。

ただ難点は、風が吹くとゲームがそのつど台無しになる事(笑)。



少し注意して街を観ると、

実は市内の各所に、同じような“草”卓球台があることと、

子供も大人も(笑)道で本当によく遊ぶ国だという事にも改めて気づいた。


こんな卓球台を造っているのは個人なのか、政府なのか、

外人の僕が気にする必要はないけれど、

街中の「娯楽施設」がきちんと機能していることは、間違いない。




これ一台で、街が賑やか(笑)








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