街を歩いてふと時間が気になり、
袖をまくって時計を見た瞬間、すれ違うおじさんが何か話しかけてきた。
何を言ったかすぐにわからず、訊き直すと、
「いま何時?」
「え?2時だけど・・・。」
おじさん、頷いてそのまま立ち去る。
今日も雨のなか、すれ違いざまに時間を訊かれる。
もちろん時計を見た直後にだ。
そしてまた午後にも、時計をのぞいたその刹那、
「何時?今。」
こちらをじっと見つめてる。
さすがに面白くて、つい笑いながら教えてあげた。
「すみません・・・」から始める訳でもなく、
時間を訊ねるにあたっては、何の躊躇いもない。
みんながみんな、時計を持っているわけではないから、
「公」の情報は共有すべきとの意識、だろうか(笑)
そういえば子供のころ、道行く大人に時刻を尋ねたことが、
あったような、無かったような・・・。
テンプーの中、妻と記憶をたどってみる。
ヒマールが、帰ってきた! |
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