用事が終わり、いくらか時間があったので、
前から気になっていたイタリアンレストラン “Roadhouse Cafe” に行ってみた。
ウォルナットか、落ち着いた色の床と調度品に
ここがネパールであることをちょっと忘れてしまう。
客のほとんどは欧米からの人々で、
街中よりもリラックスした顔で、もぐもぐ食べながら
一生懸命英字新聞を読んでいる。
彼らにとっての、“普段” を味わっているように見える。
バーカウンターも |
日差しを歩いて疲れたところで、
冷たいビールを頂いて、席からよく見える石窯で焼いたピザが出てくる。
バジルの香りもしっかり。香ばしいチーズにコシのあるピザ生地。
オリーブの実に詰まった酸味も、快い。
ソースの味も、嫌味のない自然なものだ。
街の食堂で「ピザ」と銘打ってあるそれとは
全く違う、本当に美味しいマルガリータ。
蒸したチキンを削いで、新鮮なトマトや青野菜と巻いた、
“チキンラップ”なるものをドレッシング風のソースにつけて齧る。
歩いたあとのビールは、こたえられない。 |
焼きたて、直径30cm。 |
この国で必ず入る香辛料とは
一切関係のないひと時。
たまにはいいもんである。
後発国であっても、ここは人口300万の首都。
もちろん日本ほどではないものの、
外国人を楽しませるものは結構何でも揃っている。
13%の税金も、もれなくついてくるけれど。
これを見ながら食べるのも、楽し。 |
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